プラスチック

エンジニアプラスチックとは

従来ねじに利用される樹脂は66ナイロンやポリカボネートでしたが、最近は実用性の高く強度のあるreny 溶剤に強いpeekなどエンジニアプラスチックも増えてきました。

プラスチック製ねじの特徴

プラスチック製のねじ類は材料を型に流し込んで成型します。
市販されるねじ材料となるプラスチックは限られていますが、種類によって特性も異なってきます。

成型品では熱が冷めると収縮するのでそれを見越した型になっていますが、金属製のねじとは若干寸法等異なる場合もあります。材料を切削加工してねじにすることもできます。

それぞれの物体を plastics=可塑体 elastics=弾性体  と呼んでいます。

  • plasticity=可塑性 は粘土のように力を加えて変形し、力を除いても元に戻らない性質
  • elasticity=弾性 はゴム、ばねのように力を除くと元に戻る性質をいいます。


プラスチックは常温ではある程度の弾性を示すものが多いですが、軟化温度異常に熱すると多くが可塑性物質になります。この性質を利用して成型するのでプラスチックと名づけられました。

プラスチックの特徴
軽い、防錆、耐衝撃振動性、透明半透明、振動(音)吸収、耐磨耗、成形性、着色性、仕上綺麗、絶縁、絶熱
プラスチックの欠点
低強靭性、熱膨張大、荷重下の変形、耐熱性悪い、柔らかい、延性がない、溶剤水を吸収し変形燃えやすい、紫外線に弱いものがある。

材質によっても異なりますが上記がプラスチック製ねじの代表的な特徴と欠点です。
通電性のプラスチックなども開発されたり、繊維を混ぜることで強度を上げたりと、特徴も変化し、欠点も補う形でプラスチックはどんどん進化しています。

プラスチック製ねじの種類

プラスチックは大きく熱可塑性樹脂熱硬化性樹脂とに大別できます。

●熱硬化性樹脂
熱硬化性樹脂は低分子量の樹脂を80度ぐらいで流動性の粘性液として加熱した型に圧入して、化学反応させずに高分子化して利用するもので 加熱しても解けずに焦げます。
身近なところでは電気ソケットのフェノール樹脂、ユリア樹脂、食器のメラミン樹脂に利用されています。
エポキシ、シリコーン、ポリウレタンも熱硬化性樹脂です。

高稼働部品 ギヤー カム ローラー  高い引っ張り強さ、耐衝撃性、耐熱性、寸法安定性 (鋼、真鍮) ナイロン、アセタール樹脂、ポリカボネート、フェノール樹脂  等
ハウリング、コンテナ類 耐衝撃性、成形性、対候性、低コスト、大きい引っ張り強度と寸法安定性 (軽合金)高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、耐衝撃ポリスチレン、ABS樹脂、メタクリル樹脂 等
低摩擦の部品 ベアリング ブッシュ スライド類 注油しないで摩擦が小さい 耐磨耗性 低熱性 耐食性 寸法安定性(青銅、鋳鉄、黒鉛、サーメット) TFEフッ素樹脂、FEPフッ素樹脂、ガラス強化TFE、ナイロン、アセタール樹脂 他
電気部品 低周波に対する電気特性が良好 強靭で耐衝撃性 寸法安定性 耐熱性(ガラス、セラミック) ポリカボネート、ポリフェニレンオキサイド、シリコーン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂 他
耐熱性と耐薬品性の求められる成型品 吸水性小 強靭性  (ステンレス、チタン) TEF四ふっ化エチレン樹脂、 等
透明材料 光透過性 成形性 衝撃強さ 引張り強さ  メタアクリル、ポリカボネート 等