すり割りつき(マイナス)小ねじ

名称
すり割りつき(マイナス)小ねじ
すりわりつき(まいなす)こねじ
スリワリツキ(マイナス)コネジ

 大昔のねじは切削で製作されていましたので、工具との接点は「すりわり」でした。
現在のねじの大半は冷間圧造という金属を押して形を作る塑性変化を利用したものとなりますので十字穴他の矢や金型を利用して、締めやすいリセス穴が成型されるようになりました。「すりわり」は専用のすりわり機械で削り加工されています。ばり除去装置付もありますが完全とは言えないのが残念です。現在中国などで製作しているすりわり付小ネジは、「すりわり」も冷間圧造で作り込むため、「ダレ」て全体にRや抜けテーパーがあるために 締め付ける際には、工具が滑りやすい「すりわり」になっているようです。

  すりわり(マイナス)-平小ねじ    

  すりわり(マイナス)-丸小ねじ    

  すりわり(マイナス)-皿小ねじ       

  すりわり(マイナス)-六角ボルト       

 

★ 注意したいのが、「すりわり」と「コイン割り」との違いです。

「コイン割り」とは硬貨を利用して締付や取り外しを可能にしたもので、身近な所では
カメラ本体と三脚との結合に利用されています。


プラマイねじ

十字穴(プラス)とすりわり(マイナス)を合わせもつリセス穴を持つ小ネジです。

プラスドライバーが家庭にさえ備わる時代に、すりわり(マイナス)を追加する必要があるかどうかのその利用される環境によっては、便利なものかもしれません。
コイン割と十字穴を合わせたものもありますが、受注生産品となっています。