ゼロクロムめっき【クロムフリー・ゼロウィスカ】

 ゼロクロム×ゼロウィスカの実現

    次世代の防錆処理亜鉛めっき

ゼロクロム×ゼロウィスカ

目次

  • ゼロクロムめっきについて

  • そもそも「ウィスカ」とは?

  • 「ゼロクロム」の技術について

  • 「ゼロウィスカ」技術について

  • まとめ

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1、ゼロクロムめっきについて

ゼロクロム
【RoHS対応】

欧州の環境規制を受け、六価クロムを使わない処理剤が注目を浴びています。
六価クロムを含む亜鉛めっき用クロメート処理剤も、便利な反面、人体や環境への様々な悪影響が指摘されており、クロムを全く使用しない防錆処理剤が求められてきました。

ゼロウィスカ
【ウィスカ対策】

近年、亜鉛めっきでもプリント配線板など、電子部品の高密度な搭載により、ウィスカによる短絡事故が増えています。
ねじ部品もウィスカへの対策が求められています。

 

 

 

 

 

 

人と環境にやさしい【ゼロクロム&ゼロウィスカ】の登場

特長・メリット

①ゼロクロム【RoHS対策】
完全クロムフリーの実現
環境に有害なクロム等を使用しない亜鉛メッキの防錆処理です。
②ゼロウィスカ【ウィスカ対策】
特定のめっき溶組成で内部応力を低く抑えるめっきをすることにより、ウィスカが永久に発生しない新規な亜鉛メッキ技術です。
亜鉛めっきは安価でさびにくい反面、表面より亜鉛の単結晶である極細い針状のウィスカ(Whisker:ホイスカ)が発生するという従来の大きな欠点をカバー!
③高耐食性
塩水噴霧試験JIS規定クリア
④色味:ゼロクロムSは有色クロメートに近い色調であり、ゼロクロムSBは黒色クロメートに近い色調です。
ゼロクロムSゼロクロムSBゼロクロムSBよりもゼロクロムSの方が
耐食性に優れます。
ゼロクロムSで耐食性に心配があるときはゼロウィスカS三価のご利用をお勧めいたします。

詳しくはお問い合わせください。




⑤不めっき部でも耐食性に優れます。
パイプ内面をゼロクロムS及び三価クロムで処理し検証
  ゼロクロムS 三価クロム
処理後の不めっき部 タンニン酸被膜が形成された
(タンニン酸は亜鉛だけでなく、鉄とも結合する)
三価クロム被膜形成しない
(三価クロムは鉄とは結合しないため、鉄が露出している)
屋外暴露4日後 赤錆発生なし 赤錆発生
塩水噴霧試験8時間後 やや赤錆発生 赤錆発生
※筐体形状の場合
屋外暴露9日後
錆び発生せず めっきが薄い部分は三価クロム処理時に
亜鉛が強酸で溶解して鉄素地が露出するため、錆び発生

2、そもそも「ウィスカ」とはどんなもの?

ウィスカとは、めっき皮膜から発生する単結晶で、自然発生し、成長したヒゲです。
形状は直径1~2μで長さが1~10μ細長い形状からずんぐりむっくりしたものまで様々。

めっき皮膜中の内部応力が40Mpを超えるとウィスカが発生するといわれており、
一般の亜鉛めっきの内部応力は60~80Mpaのため、亜鉛めっきした製品(特に電子部品など)で発生することがあります。また、スズめっきでもウィスカの発生が見られます。


皮膜や素材、下地めっきの内部応力が起因しているとの見方が有力ですが、スズめっきでの発生要因は複雑で、現在でも研究調査が行われているのが現状です。
近年では、サーバー周辺機器やサーバーラック、データセンター等で、亜鉛めっきでのウィスカが原因の短絡事故が多く発生しています。
特に光沢のある亜鉛メッキ浴でウィスカが発生しやすいです。

ウィスカデータセンターサーバーラックウィスカ対策ひげ

【亜鉛ウィスカによる事故とは?】

ウィスカ発生個所
◆ねじ
◆ハウジング容器 
◆カバー
◆筐体内ボックス
◆フリーアクセスフロア用支持脚 etc

メッキ表面から亜鉛ウィスカがはがれ、空調などにより漂い拡散されコンピューター機内へ侵入。プリント基板や端子部分と接触!!

短絡事故(ショート)が発生データセンターサーバーラックウィスカ対策ひげ


短絡事故(ショート)が発生
システム障害・データの損失などの危険アリ!!
   

【ウィスカ】が原因で発生した事故例

・プリントなどの電子部品の高密度な搭載が増えたことによる、短絡事故(ショート)
・ハウジング容器の亜鉛めっきに発生し、電子部品の金属部分との短絡事故(ショート)
・電話交換機・ロータリースイッチ・列車用制御盤等での短絡事故(ショート)

上記のような使用目的の場合は、使用するねじにもウィスカ対策を行うことをお勧めいたします!

3、ゼロクロムの技術

ゼロウィスカを導入して貴社の付加価値を上げませんか?【ウィスカ対策】のご相談承ります!!
  • タンニン酸と特定金属化合物を併用した防錆皮膜を形成させることにより、
     ノンクロムの高耐食防錆処理技術を実現
  • RoHS規制、ELV指令はもちろんSVHC(REACH規則)にも対応した画期的な表面処理技術です。

4、ゼロウィスカの技術

ゼロウィスカを導入して貴社の付加価値を上げませんか?【ウィスカ対策】のご相談承ります!!
  • ゼロウィスカSは内部応力10Mpa程度を実現!亜鉛ウィスカが発生しない新しい技術です。
     ※ウィスカ発生促進試験2000時間クリア
  • ウィスカを発生させる内部応力がない為、ウィスカは永久に発生せず、電子機器等の品質安定化に大きく貢献
  • ゼロウィスカSは光沢が良い為、意匠性が要求される表面部材に好適

★「ゼロウィスカ」に関する疑問質問お気軽にお問い合わせください!!

まとめ

クロムを全く含まないだけでなく、ウィスカ対策も可能なゼロクロム・ゼロウィスカ処理品。これからの時代に採用される完全環境対応表面処理です!!

Point
ウィスカ対策の為、仕方なく高価で作業性の悪いSUS製のねじをお使いの方、ニッケルめっきでねじがかじってしまいお悩みの方にはオススメの表面処理です。

【コストについて】

 基本的に受注生産になります。
 使用する数量が少ない場合などは、一般的な亜鉛めっきより若干高価になります。  

【納期について】

 14日(2週間)ほどかかります。お急ぎの場合はご相談ください!

 ※元ねじの手配にお時間をいただくことがあります。

お見積り致します!
元ねじの形状・サイズ・数量をお知らせください!
★表面処理のみのご注文もお受けいたします。

※ゼロウィスカSは(株)サンビックスの特許技術です。